県大会の勝ち上がる過程も知ろう!

甲子園大会に出場するチームは当たり前ですが、県大会を勝ちぬいた高校となります。なので、甲子園に出てきている高校は全て強い高校なのです。そこのとを先ずは忘れてはいけません。

勝負強い高校同士のぶつかり合いが甲子園では見れるのです

こうなると県大会の戦いぶりも無視はできないでしょう。今年は、大逆転ゲームが注目を浴びしました。石川県代表の星稜高校は、9回まで、8点差を付けられていたところを、9回裏に大逆転。サヨナラ勝ちで甲子園を決めています。そして、神奈川県では、東海大相模高校が、全国優勝も狙っていた横浜高校をやぶり、準決勝では、2年生投手が、20三振以上もの奪三振をおこない、その勢いて甲子園出場を手にしました。甲子園でも優勝候補の一角として名を連ねたのは記憶に新しいところです。また、そこ東海大相模高校を初戦で破ったのが、岩手県代表の盛岡大付属高校でした。プロ注目の投手、松本選手を要して甲子園に出場してきましたが、昨今の岩手県代表のチームも全国区になり、安定した勝率を甲子園でも残しています。

3年生時のダルビッシュ有投手を要した東北高校も、県予選は圧倒的力で勝ち上がってきたチームでした。宮城県決勝も、10点以上の差を付け、優勝を決めています。この時が、最も東北地区でも、甲子園の優勝がみえた瞬間だったと思っております。その時代は、ライバル校の仙台育英に入学するはずの球児も、東北高校に集まったという時でした。スケールの大きさで、全国でも他校を圧倒していたと思っています。

また、今年の初出場のチームに目を移すと、秋田県代表の角館高校が目にとまります。エースの相馬くんは昨年も主戦エースとして秋田県大会を戦っていました。決勝戦は秋田商業で、延長16回までいき、サヨナラ負けを喫した経験を持っております。必ずしも伝統校とはいえない角館高校を、そこ悔しさを元に、今年、悲願の甲子園初出場へと結びつけたのです。公立高校がもたらすドラマも甲子園開会を見る上で、見逃してはいけないのです。

今年の地方大会は、有力高校が相次いで破れた大会でもありました。昨年夏の甲子園を制した前橋育英は、群馬県大会で姿を消しました。そして、その前橋育英を倒したのが、健大高崎高校で、甲子園でもベスト8までコマを薦めました。昨年の甲子園を制し、エースが残っていた高校を倒して甲子園まで来たチームは、やはり強かったといえるのです。

普通の高校生ではないということがわかります。甲子園までの道のりのすごさとは

春を制した、浦和学院も予選で負けていましたね。そして、怪物安楽投手がいる済美高校も予選で姿を消していました。名のある高校も甲子園にはすんなりと出場できません。観る側も相当な狭き門だということを認識しなくてはいけないのです。

県大会の決勝は、特にドラマに満ちています。各県によって因縁の相手が必ずいるもので、ライバル同士の決勝となると、白熱した試合が繰り広げられます。甲子園大会よりもおもしろい試合が続くため、好きな人は、長期休暇をとり、各県の決勝を見て回る程なのです。